堺の弁護士・中小企業診断士 岸本行正のブログ

大阪府堺市で「堺みくに法律事務所」を経営する弁護士・中小企業診断士の岸本行正のブログです。

中小企業診断士受験ネタ27「因果関係を意識した答案の書き方」

1次試験から1か月が経ちました。
そうです。もう1か月です。早いですね。

ある程度、2次試験の勉強を進めてきたと思われるので、勉強のし始めではなく、この時期に知っておきたい答案の書き方を、ここで書いてみたいと思います。

 

2次試験の答案の書き方でよく言われること

答えは事例の問題文に書いてあるから、問題文を抜き出してそのまま解答に書けばいい、ということをよく言われます。

この過去記事でも、問題文を根拠にして答案に説得力を持たせようと書きました。 

ykishimoto.hatenablog.com

 

ただ抜き出せばいいってもんじゃないよ

これを鵜呑みにして、何も考えずに問題文を抜き出しただけでは不十分です。

例題:A社の売上が低下したのは何が問題と考えられるか

ここで、問題文に、「A社は事業部間で人員の異動が行なわれていない」という文章が書かれていたとします。これを、そのまま抜き出して解答に書いても、問いに答えたことにはなりません。

人員の異動がないとなぜ売上が上がらないのか、因果関係がつながっていないからです。

人員の異動が行なわれていない。すると、どうなるのか?
→事業部ごとに繁忙の差が出る
→人手不足の事業部は満足な顧客対応ができなくなる
→顧客対応に差が出る
顧客満足度が下がる
→売上が下がる
という流れです。

このように、何が起こり、どういう問題が生じるのか、まで考えて、答案に盛り込めるかどうかが大切です。

「すると、どうなるのか?」を考えてつなげていくと、説得力のある答案を書けるようになります。

 

ただし文字数

文字数制限があるので、あまりくどくどと書くわけにはいきません。
演習をしながら臨機応変に対応できるよう、カンを身につけていくしかありません。ここが2次試験の勉強で大変なところです。