堺の弁護士・中小企業診断士 岸本行正のブログ

大阪府堺市で「堺みくに法律事務所」を経営する弁護士・中小企業診断士の岸本行正のブログです。

中小企業診断士受験ネタ28「経営指標の的当て」

昨日に引き続き、細かいネタになります。

事例Ⅳの経営分析で、なかなか指標が模範解答と一致しない方がいらっしゃいます。
私はどうやって攻略したか?を書きたいと思います。

 

指標当てゲームではない

財務諸表から適当に選んでいるうちは、攻略できるようにはなりません。
2次試験である以上、問題文から答えを探します。

 

パブロフの犬状態で反応しよう

鉄板ワードがありますので、それが出てきたら必ず疑ってほしい指標です。

といったものです。

 

問題文にない事情を考えよう

収益性の指標で、売上高総利益率、売上高営業利益率売上高経常利益率のどれを挙げようか悩むことは、結構多いと思います。

そのようなときに、どういった要素を考えるか?

売上高総利益率が高くても、販管費が高くて売上高営業利益率が落ちているなら、売上高営業利益率に課題がある、ということになります。

また、売上高営業利益率までは問題がなくても、借り入れが多くて支払利息が高く、経常損失に陥っている、ということになれば、売上高経常利益率に課題がある、ということになります。

そういった販管費や支払利息に特に問題がない場合は、そのまま売上高総利益率を挙げておけば大丈夫です。

 

とりあえずこれ、という指標を用意しておこう

私の「とりあえずこれ」は、売上高総利益率、有形固定資産回転率または棚卸資産回転率、自己資本比率でした。

平成29年度の本試験でも、売上高総利益率、有形固定資産回転率、自己資本比率で解答しました。効率性の指標は、有形固定資産回転率としている模範解答と棚卸資産回転率としている模範解答がありましたので、どちらでも大丈夫でしょう。

特に、効率性については問題文に根拠が薄かったので、そのような場合は、深く考えずに、どちらも正解と思って割り切って解答することも大切です。