1次試験対策の最後の記事です
今回は、(手をつけずに保存しておいた)平成28年度の問題を使った、「セルフ模試」のやり方を書きます。
セルフ模試とは
本番と同じ時間帯で、本番と同じ科目の順番で、本試験の問題を使って、ぶっ通しで2日間、問題演習をやることです。
(注:使う問題は本試験の問題でなくともよいですが、私が行ったのは本試験の問題を使ったセルフ模試ですので、その前提で書いています)
受験指導校の模試の問題は、あくまで模試なので、本試験とはやっぱり違います。
その点、このセルフ模試で使う問題は、本試験の問題です。
ここで合格点を取れれば、少なくとも、平成28年度の問題ならば1次試験に合格できる実力がついていることになります。
本試験1週間前まで平成28年度の問題を置いておく意味は、「ピーキング」です。本試験当日に、自分の実力が頂点(=ピーク)に来るように調整するためです。
合格点が取れたら:大丈夫。問題ない。あとは油断せずに行こう。
合格点が取れなかったら:平成28年度の問題も含めて復習し、最後の追い込みです。
セルフ模試をやる場所
試験会場は、なるべく、時間制限がなく、他人の邪魔が入らない場所がいいと思います。
カフェでやろうにも、一日中、席を占有するわけにもいきません。
私の場合は、事務所でやりました。(土日なので誰もいないし電話もない)
自宅ではセルフ模試ができないという人は、以下のような場所があります。
・図書館
→静かだし、勉強してても文句は言われないし、一番のオススメです。
・受験指導校の自習室
→受講生じゃなくても使えるかどうかは要確認。
・会議室を借りる
→受験仲間がいる場合は、共同で借りると、費用も安くなるし、本番感が出て、いい感じです。
・カラオケ店のフリータイム
→ドリンクバー使い放題なのがメリット。照明が暗いのと、周りの部屋から歌声が聴こえてくるのと、土日料金で高いのがデメリット。
最後の1週間は
平成28年度の問題の復習です。
間違った問題と、正解したが自信がなかった問題に付せんを貼ります。
月曜日から、付せんを貼った問題だけを解いていき、理解できたら付せんを外していきます。
これを全ての付せんが外れるまで繰り返しました。水曜日までかかりました。
全ての付せんが外れたら、試験当日に読み返すための資料(診断士試験の業界では、ファイナルペーパーと呼ばれているようです)を作りました。
各科目のテキストの自信のないところだけを重点的に読み、試験当日の、本番直前に見ておきたい項目をまとめていきました。
木曜日と、金曜日(前日!)にかけて、この作業をしました。
次回の記事、いよいよ1次試験前日です。
試験前日の過ごし方について書きます。