『弁護士の失敗学』(東弁協叢書、ぎょうせい)という本を読むと、タイトルのようなことが書いてありました。
本の中で、仕事と家庭のバランスを取ることを実践する、という項目の説明が(111ページ)、「弁護士だけがハードなわけではない」と、何のアドバイスにもなってなくて笑いました。
たしかに、弁護士の仕事はハードです。対立当事者と渡り合わないといけないし、紛争相手が反社会的勢力ということもあります。
しかし、ハードワークなことと、一家団らんができない(=労働時間が長い)こととは別である、と考えています。
そこは、勝手に人のワークスタイルを決めるな、と言いたいですね。
私は、イソ弁時代、周りのイソ弁を横目にさっさと帰宅していましたし、独立してからは、ほぼ毎日、18時までには帰宅しています。(夜に研究会・勉強会・会食がある場合を除く)
私にとって、仕事はもちろん大事ですが、それ以上に、家で子どもと一緒にだらだら過ごすのが好きなのです。
最近は夜が長くなってきたので、夕飯を食べたあとに、長女を連れて散歩したり、公園に行ったりしています。
本の中では、「これからバリバリ働くぞという若年世代の人で、午後5時に事務所を出て家路を急ぐ生活をしている人はまずいないであろう。」と書いてますが、大きなお世話だと思いました(笑)
自分の働き方は自分で決めます。