アップル好きのアラフォーの資格試験勉強ブログ

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中小企業診断士受験ネタ24「落ちる答案とは?」

合格答案の要件を考える前に、「落ちる答案」の要件を考えてみましょう。

「落ちる答案」の要件を整理し、その裏を返せば、合格答案の要件が見えてきます。

落ちる答案とは?

いわゆる「落ちる答案」(=足切り)や、「やばい答案」(=50点を割ってしまう危険水域)の条件を考えてみましょう。

1 能力不足パターン

・知識不足で、書くべきことが思いつかず、書けていない
→知識は1次試験を突破できる実力があるならば大丈夫です。

・文章構成力不足で、書くべきことが思いついても、書けていない
→文章構成力は、アウトプット(答練など)で鍛えましょう。ここは普段のトレーニングが物を言うので、普段、文章を書く機会があまりない人は、つらいところです。

2 2次試験の「お約束」無視パターン

・事例Ⅰでマーケティングや生産を答える、事例Ⅱで人事を答える
・廃業を勧めたり、リストラや新規設備導入を勧める
・中小企業の経営資源を無視
→普通やらないミスですが、やってしまった場合、即足切りにもつながる重大なミスです。徹底的な原因究明が必要です。

3 問題無視パターン

・思いつき、思い込みで回答
・経営課題を無視した回答
・自分の意見だけを根拠なく回答
・聞かれたことに答えない、聞いてないことを答える
→次で詳しく対策法を解説します。

 

最も対策の必要があるのは「問題無視パターン」

問題無視パターンが「落ちる答案」ということは、その逆をやれば、「落ちない答案」になるはずですよね。

問題無視パターンの逆をまとめると、「経営課題を踏まえて、思いつき・思い込みではなく、聞かれたことに対して根拠を添えて答えている回答」となります。

そんな回答ができるなら苦労しねえよ!
という声が聞こえてきそうです。

「聞かれたことに対して答える」の部分は、国語力の問題です。課題を問われているのに問題点を答えたりと、設問と解答がリンクしていないと、大きく失点します。

「根拠を添えて」の対策も重要です。次回は、この「根拠」を詳しく説明します。