アップル好きのアラフォーの資格試験勉強ブログ

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外出先から携帯電話で折り返すか?問題

弁護士の常識、世間の非常識

それは、「弁護士は事務所にいないことが多い」ということ。

裁判所での弁論・調停をはじめとして、市役所・法テラスなどでの法律相談、警察署・拘置所での接見、交通事故などでの現地調査、弁護士会館での研修などなど、事務所の外でやらなければならないことは非常に多いです。

また、事務所にいたとしても、他の来客との法律相談や、打ち合わせをしていることもあります。

そのため、依頼者から事務所に電話があっても、すぐには出られないことが多いのです。

 

特に困るのが

外出しているときに依頼者から事務所に電話があり、「弁護士は携帯電話を持っているだろう。外出先からでも、携帯電話から折り返し電話をしろ。」というものです。

 

私のスタンス

・顧問先には、携帯電話の番号を教えているので、外出先からであっても携帯電話から折り返し電話をします。

・単発事件(スポット)の依頼者には、外出先からの携帯電話での折り返し電話はしません。

・新規の法律相談の申し込みに対しては、どんなに至急の相談を希望されている方であっても、外出先からの折り返し電話はしません。

 

「いつでもどこでも可能な限り早く弁護士と直接連絡がつく権利」は特権である

「弁護士の携帯電話にダイレクトに電話でき、外出先から携帯電話で折り返してもらえる権利」、とでもいいましょうか。
これは、顧問契約をされているクライアントの特権であると考えていますので、このような区別を設けています。

ただし、単発事件の依頼者であっても、メールでのご連絡は問題ありません。

 

弁護士業の生産性を上げるためには

電話をしている時間を削減するのが最重要課題だと思います。

ダイヤルを押して、つながるかを待って、コール音を待って、相手が出たら「堺みくに法律事務所の弁護士の岸本と申します。いつもお世話になっております。〜〜様はいらっしゃいますでしょうか?」これ、想像以上に時間を食います。

自分で折り返さなくていい電話なら事務員さんにお願いするなど、なるべく電話の機会を減らすべく苦心していますが、なかなかうまくいかないですね。