不定期連載の9回目です
ようやく、1次試験の勉強法まできました。
今回は、受験した5科目の特徴と、勉強の進め方について書きます。
1次試験で受験した科目
企業経営理論→経営情報システム→運営管理→中小企業経営・政策→経済学の順番で勉強しましたので、勉強した順番に書きます。
企業経営理論
中小企業診断士試験の中核をなす科目です。
この科目が合わないなら、受験はやめようと思っていたので、最初にもってきました。
大学の経営学部でやるような内容?でした。個人的にはマーケティングがおもしろかったです。
最初にやることによって、再び勉強するまでの時間が長くなるので、長期記憶化するためには、最も大切な科目を最初にやるほうがよいと思います。
経営情報システム
一番好きな科目だったので、2番目に。
ハードウェア関係の問題は、初見でも問題なく解ける程度。さすがパソコンオタク。
その反面、プログラミングや、システム開発などの分野は全く知識がなかったので、かなり苦労しながら勉強を進めていきました。
なお、ここで集中的に勉強したことが、中小企業診断士試験合格後に受けた応用情報技術者試験でも役に立ちました。
(情報処理技術者試験の勉強法は、また別の機会に書きます)
運営管理
テキストと問題集が最も厚かったので、最後の方に回したくなかったために3番目に。
前半は製造業の生産管理、後半は小売業の店舗運営が中心です。
どちらかというと前半がきつかった。製造業はなじみがないので、とにかくイメージが湧かない。
運営管理の勉強法で、イメージを持つために工場見学を勧めている講師もいますが、ほんとにやろうかと思いました。結局、時間がなくてしませんでしたが。
後半は、スーパーやコンビニなど、身近な話題が多いので、イメージができて楽しかったです。
本番でも、前半の生産管理で半分くらい取って、後半の店舗運営で7割取って、トータル60点取れればいいか、という作戦でいきました。
中小企業経営・政策
この科目だけは他の科目と毛色が違います。
昨年度の中小企業白書(2017年の試験なら2016年版)をもとに問題が作られるので、過去問とはデータが違っていて、あまり使えません。
そのため、試験問題のイメージをつかむためにさらっと問題演習をしたあとは、スピートテキスト中心に暗記していくようにしました。
経済学
全く知識がなく、とっつきにくそうだったので、最後にもってきました。
その予想どおり、ほんとにハードでした。
ナントカ関数・ナントカ曲線のオンパレードで、微分積分なんて高校生の数学以来やっていないので、思い出すのに苦労しました。大学の経済学部は理系に分類すべきです(笑)
解説を読んでも分からない分野が頻発しましたので、分からない問題は飛ばしながら進みました。
全科目の1周目が終わったあとは
間髪入れずに2周目スタートです。
企業経営理論から、もう一度、スピード問題集→テキストの一読→次の科目へ、という順番で進んでいきました。
次回の記事では、2周目の問題演習のやり方と、2周目で特に注意すべき点について書きます。