アップル好きのアラフォーの資格試験勉強ブログ

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中小企業診断士受験ネタ05「科目免除する?しない?」

不定期連載の5回目です

前回の記事で、初めに5科目全部のテキストをがさっとまとめ買いしたという話をしました。
このとき、免除科目である財務会計と経営法務のテキストは買いませんでした。
そこで、今回は、実際の勉強に入る前に、なぜ財務会計と経営法務の免除を決めたかを書きたいと思います。

 

中小企業診断士試験の科目免除とは

他資格を持っていることにより、1次試験の科目が免除されます。
この科目免除の制度の趣旨は、1次試験で能力をためさなくても、1次試験に合格できる能力があるということで、試験を免除してあげましょうというものだと思います。たぶん。知らんけど。

 

科目免除のメリット・デメリット

メリット
・その科目は無試験・無条件で60点をもらえる
・学習の負担が減り、他の科目の勉強時間を増やせる
・その年の試験が極度に難化したような場合、リスク回避になる
・本試験の免除科目の試験時間中に、他の科目の勉強ができる(特に暗記科目の前は有効!)

デメリット
・得意科目で点数を上乗せできなくなる(リスク回避とのトレードオフ)
・弁護士の場合、2次試験の事例Ⅳ(財務会計)で地獄を見る

 

財務会計の免除

 

弁護士に財務会計の免除が認められている理由は、弁護士は無試験で税理士登録ができる→税理士資格があるので免除OK、ということなんだろうと思いますが、正直、免除しなくていいと思います。

普段の業務でも財務会計なんてやらないし、帳簿すら読めない弁護士、いっぱいいます。免除しちゃいけないレベル。 

ただし、弁護士が1次試験で財務会計を免除した場合、2次試験の事例Ⅳが、知識ほぼゼロからの勉強スタートになるので、2次試験の勉強で地獄を見ることになります。世の中そう甘くないってことですね。

というわけで、私の場合、知識ないけど勉強しなくていい、ということで、迷わず免除を選択しました。
勉強時間が少ないので、受験しない科目に時間を割いている暇はないのです。

 

経営法務の免除

 

弁護士のみなさん、何も考えずに免除しましょう。

経営法務は、学習範囲が広く、司法試験の科目と重なる範囲があまりありません。重なるのは会社法民法くらいです。
しかも、こんなん覚える必要あるのっていう細かい暗記事項が出てきます。

60点を超える得点源にしようと思えば、しっかり時間を取って勉強しなければならず、負担が大きいです。メリットが全くありません。

私自身、合格後に経営法務の問題を見ましたが、勉強しないと60点を取れないどころか、下手すると足切り食らいます。

さらに、経営法務は本試験2日目の一発目なので、免除すれば、朝ゆっくりと試験会場に入れます。

というわけで、経営法務も迷わず免除します。

 

科目免除がなければ、一発合格はありえなかった

この2科目を免除できたのは、ほんとに大きかったです。

財務会計と経営法務は、それぞれまとまった時間が必要になるので、この2科目が免除できないとなると、勉強時間不足で、絶対に1次試験に間に合っていなかったと思います。

というわけで、科目免除は陰のMVPでした。