アップル好きのアラフォーの資格試験勉強ブログ

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なぜ事件の相手方本人を事務所内に入れてはいけないのか

昨日の話題に引き続いてのお話です。

事件の相手方の代理人弁護士が事務所に来られる場合は普通にお通ししますが、相手方本人が事務所に来たいと言ってきてもお断りしています。

突然、訪ねてきた場合(昨日の話の場合ですね)も、同様に事務所内には入れず、ドアホン越しに話をし、速やかにお引き取りいただくか、退去しなければ警察を呼びます。

事務所内に相手方本人を入れないのは、セキュリティ上の理由があることはもちろんですが、それで交渉がうまくいくはずがないからです。

最初に所属した事務所の所長からは、「相手方本人は絶対に事務所に入れるな。要求を受け入れるまで帰らないと言われたらどうするねん。」と教えられました。
交通事故事件を保険会社側で多数手がけている事務所でしたから、事務所にまで来るような相手方本人がどういう相手かは、お察しですよね。

というわけで、相手方本人は事務所内に入れない。
面談を希望してきたら、弁護士会館や喫茶店など、第三者の目のあるところを指定すべきです。