EaseUS社より、EaseUS Data Recovery Wizardの有償版をブログレビューのためにご提供いただきました。ありがとうございます。
(こんな辺境の地のブログを見てくださる物好きな方もいるものだ・・・)
このようなレビューは色々と見つけることができるので、他のサイトでやっていないようなことを試してみたいと思います。
弁護士ならではの視点
私たちが扱う情報は、漏れてはいけない情報ばかりです。
そのため、HDD等のストレージを廃棄する場合でも、物理的に破壊することや、きちんとローレベルフォーマットをしてから廃棄しておかないと、データを復元されて流出してしまう、なんてこともあります。
なので、復元ソフトで復元できるか?も重要ですが、復元ソフトで復元できないようにきちんとデータ削除できているか?も重要な視点となります。
さっそく試してみた
ちょうど長期間使っていなかった8GBのSDカードがあったので、復元を試してみました。PCからではなく、カメラから初期化したカードです。
削除したはずのファイル名が出てきました。
ただ、「lost files」とあるので、ファイル自体の復元はできず、ファイル名の情報だけが出てきたようです。
プレビューしてみると、できませんとなってしまいました。
無理矢理保存して開いてみても・・・
やっぱりね。
ちなみに、フリーソフトでも復元ソフトはいくつかあって、代表的なフリー復元ソフトの「DataRecovery」でも試してみたところ、
ファイル名すら判読不能。
復元能力では、EaseUS Data Recovery Wizardの方が上でしょう。
もうひとつ、ローレベルフォーマットをしてみたらどうなるか?
クイックフォーマットのチェックを外し、完全フォーマットをしてみました。
そうすると、ヒットするファイルはなし。
ローレベルフォーマットまでされてしまうと、復元ソフトでの復元は難しく、ここから先は産業用や軍事用の専門的な(おそらく何百万とする)ソフトでないと無理だと思います。
というわけで、間違って消しちゃった!というレベルの削除ならば、EaseUS Data Recovery Wizardを使えば、ほぼ問題なく復元できる、という結論。
また、ストレージを廃棄するなら、きちんとローレベルフォーマットをしてから廃棄しましょうという結論でした。