引き続き、料金体系の整備のお話です。
離婚・男女問題の分野、債務整理の分野に続いて、今回は、遺言・相続・成年後見の分野の料金体系を整備しました。
遺言・相続・成年後見の分野の料金体系整備
この分野は、相続財産を扱う案件と、遺言や成年後見申し立てなど、手数料だけで完結する案件に分かれています。
そこで、着手金と手数料については一律の料金設定とし、何をすればいくらかかるのか、がはっきりするように設定しました。
また、報酬金については、回収金額による段階的な料金設定とし、依頼者の経済的な不利益がないようにしました。
例によってホームページの料金表の改訂がまだですが、今後は以下の表により費用を決めさせていただきます。
項目 | 費用・内容説明 |
---|---|
相談料 | 30分につき5,000円 ※初回相談は30分まで無料 ※土曜・日曜相談会は、50分1万円となり、初回無料は適用されません |
遺産分割 | 【着手金】 交渉:20万円(一律) 調停になった場合 追加で+10万円 訴訟になった場合 追加で+10万円 ※交渉から調停になり、さらに訴訟を起こす場合、着手金は合計40万円となります。 【報酬金】 回収金額によって変わります。 3000万円以下の場合 10%+10万円 3000万円を超える場合 5%+150万円 |
遺留分減殺請求 | 【着手金】 交渉:20万円(一律) 調停になった場合 追加で+10万円 訴訟になった場合 追加で+10万円 ※交渉から調停になり、さらに訴訟を起こす場合、着手金は合計40万円となります。 【報酬金】 回収金額によって変わります。 3000万円以下の場合 10%+10万円 3000万円を超える場合 5%+150万円 |
遺言無効確認 | 【着手金】 調停:40万円(一律) 訴訟になった場合 追加で+10万円 【報酬金】 40万円(一律) |
相続放棄 | 【手数料】 10万円(一律) ※戸籍謄本取り寄せ(相続人調査)を当事務所に依頼される場合、追加で+5万円の手数料をいただきます。 |
遺言作成 | 【手数料】 自筆証書遺言:10万円(一律) 公正証書遺言:15万円(一律) 公証人役場への出張日当:1回につき3万円 ※公証人に対する費用が別途必要です。 【遺言執行者として弊所弁護士を指定する場合】 相続財産の2%を目安にお見積(ただし上限200万円) |
成年後見(保佐・補助)申立て | 【手数料】 15万円(一律) ※戸籍謄本取り寄せ(相続人調査)を当事務所に依頼される場合、追加で+5万円の手数料をいただきます。 |
実費 | 交通費・郵便費用のため、預り金として最初に一定額をお預かりします。 事件終了時に精算してお返しします。 ※戸籍謄本の取り寄せが必要な場合、相続人の数によっては、実費だけで高額に上る場合が少なくありません。予めご了承ください。 |
消費税について | 費用表はすべて消費税別の価格です。 実費以外の費用については、別途、消費税をいただきます。 |