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天牛堺書店はなぜ突然閉店したのか

1月28日に、天牛堺書店が自己破産したニュースは、堺市民だけではなく、ヤフーニュースのトップになるくらいのインパクトがあったようです。

 

ここでよく聞くのが、「突然の閉店で、びっくりしている」という感想です。

今回のように、負債額が大きかったり店舗数が多かったりと、倒産による影響が大きい会社の場合、申立代理人は周到に準備をして、事前に裁判所とも連携して、自己破産申立てをしたと同時に破産手続開始決定を出してもらえるように調整しています。

そのために、1月28日のニュースでも、「28日に自己破産を申し立て、同日に破産手続開始決定が出された」となっていました。

なぜこのように水面下で準備をして一斉に閉店してしまうかというと、自己破産申立てをするという情報が漏れてしまうと、債権者が仮差押えをしてきたりという保全措置を講じられてしまい、その後の破産処理が混乱するからです。

 

それにしても、今回の倒産処理は速やかに処理されていて、さすがやなと思いましたね。

私も、28日は呑気に「今日の仕事が終わったら三国ヶ丘駅天牛堺書店で少年ジャンプとキングダム53巻でも買って帰るか〜」と思っていた矢先の出来事でしたからね。