自作PCを趣味にしていると言うと、タイトルのようなことを聞かれることがたまにあります。
結論からいうと、マイニングには手を出していません。
自作PCでマイニングを始めたいという人は、この記事が参考になります。
この記事によると、
今回の24時間マイニングで使用した電力は20.44kWhで、東京電力の一般的な電気料金（1kWhあたり19円52銭～30円02銭）で換算すると約399～614円となり、報酬から電気代を差し引くと83～298円の利益を得たことになります。
とのことなので、平均すると190円ほどの利益です。
そうすると、仮想通貨マイニングって儲かる？ と思いがちですが、これはマイニング報酬から電気代を引いただけの利益です。
最初にこのマイニングPCを組むための費用がかかります。
上記記事の構成のPCを自作しようとしたら、合計で257,300円かかります。（記事内の構成表の値段を単純に足した）
この257,300円を、1日あたりの平均報酬190円で割ると、この投資をすべて回収するには、約1354日かかります。約3.7年です。
しかも、常時700Wほどの電力を食うPCを回し続けないといけません。
他の電化製品にたとえるならば、700Wの電子レンジを24時間回し続けるようなものです。いかにも地球に悪そうですね。
というわけで、自作PCでマイニングするのが採算度外視の趣味であるならばまだしも、儲けたいと思って手を出すものではないということです。
